行動範囲は大体半径3m

酒とロック好き&バイク乗り成分薄めの更年期女子の日常

腑に落ちない話おかわり 【長崎編】

お盆だし今日は実家に帰る予定でしたがお天気の都合で急遽日程変更になってしまい

ヒマが出来たのでもうひとつ納得いかない体験を(´⊙ω⊙`)

 

 

わたしの父は長崎出身で、

ちびっこの頃は毎年夏になると関東から長崎へ遊びに行っていました。

 

当時はトシの近い滅多に会えないいとこたちと遊べるのでテンション上がりまくり。

 

小学校に上がったかそれくらいの年のお盆の頃

はっきりと場所は覚えていないのですが山の中にある神社?  にいとこ家族とウチの家族と共に行くことに。

 

ちびっこたちがワーと騒ぎながら走って行きます。

わたしもくっついて走って行くと井戸があり、そこにいとこたちがしゃがんでいる。

 

何してるのー?と近寄るとコレ何だろう?  って聞いてくる。

見ると井戸の脇の御影石の台?  水を受ける台の所?  なんて言うんだろ、に真っ黒な長い髪が大量に落ちてる。

 

え、何コレ誰かのカツラ???

落としちゃったら大変ぢゃん、でも周りに誰もいないよ?

カツラなら落としたらわかるよね???

 

それともカラスが座ってるの???

 

とか幼いながらに必死に考えるもどう見ても長い髪。

尋常ではない長さ。

ヘビのようにとぐろ巻いてる感じに落ちてる。

それこそ昔の女の人が仏門に入るからとバッサリ切ったかのような真っ黒で真っ直ぐなツヤツヤの髪。

それが束で落ちてる。

 

さすがに触る度胸はなく、急いで親たちを呼びに戻ると

 井戸の側にはなにもなくなってる。

 

でもいとこたち全員で髪を見た。

 

周りには誰もいない。

井戸の反対側は崖。山の中。

他の誰ともすれ違っていない。

 

誰かのイタズラだったのか(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

でも見たの髪だけでよかった、カオついてたらたぶん泣いてた。。。

 

今となってはどこの神社か、そもそも何の神社だったのかすらも思い出せないんですけどね、おかしな噂のある神社って九州にあるんでしょうかねー。

 

 

 

 

もいっこ長崎で思い出した、腑に落ちない話。

 

姉たちは部活やら受験やらで一緒に長崎に行くことはなくなり、父も仕事が忙しく中学生になったわたしと母で長崎市内を散策していた時。

 

その時ストリートスライダーズが大好きで、

なんかおかしな方向に中二病を拗らせていたわたくしは蘭丸の影響でお寺とか仏教とかやたらに大好きで、服装もインド系のファッションで、

 

寺町という地域がある事を知るととにかく行ってみたくなり何の知識もなくただお寺がたくさんあるんだろうと行ってみることに。

 

お寺の周りにもズラッと住宅が立ち並び、勝手に鬼太郎の世界のような、もっとおどろおどろしいものを想像していたわたしは一瞬なーんだとガッカリしましたが(よく考えれば市内なんだから寂れたお寺が並んでいるハズはない、)

 

あるお寺の前を歩いていると

いつの間にか奥にある階段状の道を男の人が歩いている。

 

見るとはなしに男の人の後から進んで行くと、男の人はいなくなった。

 

近くに住んでるひとがたまたま通っただけだろう、と思っていると

いつの間にかわたしたちはお寺の敷地にいて驚いた。

 

寺町って言うくらいだからぎっちり門とかなくて、誰でもウェルカムで好きに入っていいですよ〜なのかねぇ、勝手に入って怒られないのかねぇ、と母と話していると

さっきの男の人がお寺の敷地にある蔵っぽい建物の二階へ入って行くのが見えた。

 

住職さん?  いや違うよねぇ、お寺のひと?  

 

これ中に入っていいのかなぁ、と母に聞くと気になるなら行って来れば?  と言われ、母に一緒に行こうと言うも疲れたからと断られました。

 

資料館っぽいものをわたしも母も想像していたのですが

それらしき入場券を販売している場所もお寺のひとも見当たらず。てか誰もいない。

 

入場券いるなら後でお金払えばいいんぢゃない、とのことで夕方になりつつある薄暗い中

わたしが漆喰で塗られた白い外階段を登り室内へ入ると先に入ったハズの男の人がいない。

 

四畳半くらいの狭い室内には思っていたような仏画も仏像も位牌も何もない。

 

えー、やっぱり資料館とかでなくて物置とかなのかな、部外者は入ったらマズかったのかな、不法侵入ぢゃん、訴えられて警察に怒られて内申書に響いたらどうしよう、てか男の人はここにはいないから三階にはどうやって行くんだろう、とか中学生なりにビビり全開でふと見ると

スチール棚に埃をかぶった小さなガラス瓶がズラッと並んでいる。理科室みたいな感じ。

 

えっまさかの骨壷?

でもガラス瓶だしなぁと思い

 

やめとけばいいのに変に好奇心旺盛なわたくしはじっくり見ようとカオを近づけて見ると

 

 

なんかね、なんかの内臓みたいなのとか目玉みたいな丸いのがね、ホルマリン漬け?  でひとつずつ瓶に入ってましたよ 。゚(゚´ω`゚)゚。

 

すっかり薄暗い中、ギャーとなって慌てて建物を出るわたくし。

てか三階なんかないよこの建物。あの男の人どこに行ったの???

 

とかいろいろごちゃまぜでパニクるわたし。

 

 

母に

先に入ってった男の人いなくなってたよ、三階はないから会うハズなのにいなかったよ、と言うと

 

『オマエ何言ってんの(´⊙ω⊙`)?   』

 

と。

 

 

 

母は最初から男の人なんか見えてませんでした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

なんでこんなお寺の脇を歩きたがるんだろう、なんでだんだんお寺に近づいて行ってるんだろう、この子はなんであの建物に入りたがってるのか、変なのーと思っていたそう。母ちゃん早く言って.°(ಗдಗ。)°.

 

てか、あれは何だったんだろう。

勝手に入ってよかったのか(いやよくないだろう、)

でもそれにしては鍵もなにもなくてオープンだったし、

何かの見間違いだったのか???

 

 

うーんやっぱりお盆の時期って不思議なことがいろいろあったりしますよねー(棒読み