暑過ぎて溶けちゃうよ京都!! 胸熱日ユ同祖論編!!
前日があまりに暑くて町歩きに懲りて
13日は日中あんまりお外をウロウロしたくなかったので太秦の映画村で八百屋お七や町娘や武家内儀に変身して昨夜観れなかった忍者ショーでも観て1日遊んでようかと考えておりました。
で、太秦って言えば弥勒菩薩さまよね〜、ってことで先に広隆寺にお参りしてから映画村へ向かう予定だったのですが
かーちゃんの足の具合があまり良くなくて痛むとのことでホテル前から広隆寺までタクシーで移動することにしました。
運転手さんに広隆寺までお願いしますと告げると運転手さんがものすごい博識な方で歴史の教科書にも何冊ガイドブック読んでも書いてなかったような小話をいくつかしてくれ、広隆寺の手前にオススメスポットいくつかあるから寄りましょうか? とのことで連れて行ってもらったのが
蚕の社こと
木島坐天照御魂神社。
こちらはすぐお隣が幼稚園で子どもたちが庭園でにぎやかに遊んでいたのですが、緑生い茂る参道を進むと一気にひんやり静かになり別世界に突入です。
ここは元糺ノ森 (もとただすのもり)というそうですよ。ちなみに現在は下鴨神社の森を糺ノ森と言うのですが、もともとはここが糺ノ森だったので元がついたとのこと。
そして本堂の左側には!!
柵で仕切られています。
ドキドキしながら近づいて行くと
三柱鳥居が!!
ぎゃーこれ見たかったのよねー(*⁰▿⁰*)!!
また写真がないですが、三柱鳥居から池のような石が敷き詰められたものが2つ繋がっています。おそらく洗礼場とか儀式の場だったのでしょう。わたしの憶測ですけど。ここも写真撮ればよかった( ・᷄ὢ・᷅ )
鳥居の一方は広隆寺、一方は伏見稲荷、もう一方はド忘れしちゃったけどやっぱり神社の方角を向いているそうですよ。
神様の数え方は柱で一柱、二柱で三柱は三位一体を表しているとか。
で、コーフン冷めやらぬうちにお次は大酒神社です。
いまは大酒という字ですが昔は
大避
大さけ(避のシンニョウがないやつ)
大闢で、だいびゃくと読みダビデを表しているとか。
ここも交通量の多い道路沿いでコンビニの目の前なんですが、鳥居をくぐるとやっぱりなんか独特の空気感でした。
そしていよいよ広隆寺へ!!
タクシーを駐車場へ停め、運転手さんについていくとなんでか脇道を進んで行きます。
チケット売り場への近道かな? と思っていたらここ明らかに住宅地ですよ。
不思議に思っているとなんと井戸が登場。
お地蔵さまは後の時代に作られたようです。
今回は井戸がメイン。
この井戸は
いさら井 という井戸で、イスラエルが訛ったものだとか(・Д・)!!
しかし日本語でもいさら、という言葉があり、いささかと同義語らしく少ないという意味らしいですが
こちらはユダヤの人たちの掘り方で作られた井戸らしいですよ。わたしには日本の井戸との違いがわかんないですけどね。昔は学者さんたちがよく調査に来ていたとのこと。
竹で蓋がしてあって、隙間から覗いてみようとしたら目の前に蜘蛛がいてぎゃーってなったのでやめました。でもなんか光ってはいたから少し水はあるのかな?
このいさら井戸と昔あった大酒神社と三柱鳥居は地図上で見ると一直線に並んでいるとのこと。
これ絶対偶然ぢゃないよね意図的だよね(*´▽`*)♪
そしていよいよ広隆寺へ!!
でっかい木の根っこがみんな繋がっていて縁結びのご利益があるとか。女子に人気の写真スポットらしいですよ。
そして明治の神仏分離で移転するまでは大酒神社はこのあたりにあったようですよ。
広隆寺の境内。
心が洗われますね。
そして霊宝殿はまさかのガラガラで
ほぼ貸切状態で思う存分弥勒菩薩さまを堪能いたしました!!
いつお会いしてもおうつくしい(о´∀`о)
ふと気づくと千手観音さまや薬師如来さまの前あちこちに紅茶のダージリン茶葉が箱ごとお供えしてある。
あぁ、仏さまたちはインド出身だから紅茶がお好きでお供えしてあるのかー、と思ってたら
館内のおぢちゃんがいたので聞いてみると(今日の料理の後藤アナウンサーにそっくりだった、)
夏場は果物やお菓子をお供えすると虫が来るからというだけの単純な話でした(´・ω・`)
広隆寺も大酒神社も木島坐天照御魂神社も渡来人の秦氏が建立に関わってるので景教(古代中国のキリスト教の一派)の影響を受けていてもおかしくないらしいですね。
いやぁ、朝からコーフンしっぱなしでした(*´Д`*)