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酒とロック好き&バイク乗り成分薄めの更年期女子の日常

やっぱり夏はこわい話だよね!! 【ローマ編】

昨日テレビで

10年以上前に廃墟になった新潟のロシア村という施設で次々と心霊現象が!! みたいな番組を見ていたのですが、

 

ダンナさんが帰宅するなりチャンネル変えられてちょーどいいところで見られなくなり消化不良な気分でした(ㆀ˘・з・˘)

 

つか新潟にそんなステキな施設があったなんてこの番組を見るまで知りませんでした。なんで新潟でロシアなんだろ。

 

 

まだ営業中なら行きたかったねー(´・ω・`)

と友人とLINEしていたのですが、営業してた時代からおばけはいたのでしょうか。

ロシア村の心霊現象って結局何だったんでしょうね。

ロシア人のおばけ?なんでわざわざ日本に出てくんの?  

日本人のおばけならなんでロシア村にいんの?

 

 とかなんか考えてるといろいろ腑に落ちない(´・ω・`)

まぁ腑に落ちるおばけなんかそうそういないか。おばけだもんね。

 

 

 

 

ここいらでわたくしの話を。オチはないですよ  (΄◉◞౪◟◉`)フフフ。

 

 

今から20年ほど前にイタリア・イギリス・フランスをまわるツアーに母と参加したことがありまして。

 

あちこちを短期間で巡る割とお手頃価格のツアーだったので、正直ホテルのランクはそんなに良くはなかったのですが、

ローマのホテルにツアーバスが着く前からなーんかイヤな空気。

この時に限ってベテラン運転手さんがやたらと道に迷う。

 

場所的なものなのか、別にスラムっぽいとかそういうのではないんですけどなんかゾワゾワする感じ。

 

ホテル到着後もなんかやな感じ。

でもツアーですし仕方ないですからね、キーを受け取り、割り当てられた部屋に行くことに。

 

 

すると、その部屋番号がない。

 

 

意味わかります?

 

いや、わたしも意味わかりませんでした。

 

 

キーの番号とは近いけど違う部屋番号が付いていて、そのドアを開けると左右にふたつのドアがありそれぞれまた別の部屋番号がついているんです。計みっつのそれぞれ別の部屋番号。何コレ。

 

その時初めてイタリアに行ったんですけど、ローマはこーゆーシステムなのか?

部屋番号をたくさん付けといてファミリー向け大人数で一緒に泊まれるようになってるのか???

 

とかなんとか必死に納得するようにしましたがなんか変。

そもそもなんでキーの部屋番号がないのだ?

 

同じように部屋番号が見つからない〜って言ってたご夫婦もそのドアを見て固まり、

とりあえず一度中を見てみようか、と左右のドアを開けるものの

スグリーンというかグレーっぽい空気に圧されて入れない:(;゙゚'ω゚'):

 

そしてコンドミニアムタイプではない。

 

コンダクターさんを呼び、これなんなんですか?  この部屋であってるんですか?  と聞くもえっ何コレ?  とコンダクターさんもわからずじまい。このホテルは予定してたホテルがいっぱいで今回のツアーで初めて使うホテルだったらしい。

 

結局そのフロアに泊まるはずだった人たちみんなで別のフロアに変えてもらうことに。⬅️この時点でホテルガラガラなんぢゃんね。

 

で、夕食の時間になり、同じツアーの方たちに声をかけてみんなで結婚式場みたいなゴージャスな螺旋階段を降りて行くと

やっぱり皆さんこのホテル変だよね、という話をする。

 

新婚さんもいらっしゃったんですけど、その旦那さんが

 

『さっき部屋について窓を開けたら白いワンピース着た髪の長い女の子がベランダ走ってったんだよね〜(・ω・) 』

 

と話し出す。隣で奥さんもニコニコして、

 

『うんうん。後ろ姿しか見えなかったけど金髪で麦わら帽子被ってたねー。』

 

とか言ってる。

 

 

と、わたしは吹き抜けになってる窓側の端っこを歩いていたのですがそこの窓にかかってる体育館みたいなめっちゃ重そうなビロードのカーテンが

カーテンと窓の間を誰かが走り抜けて行ったかのように膨らみ、サササササーと揺れた:(;゙゚'ω゚'):

 

他の宿泊客の子供が日本人をビビらせようとやってるのか

窓が開いてて大勢で歩いてるから風で揺れたんだろう、と思い

バッとカーテンをめくると開けられないタイプの窓。。。

 

もちろん走ってった子供もいない。

 

何コレまぢか、と目撃した全員で食欲なくなる。

わたしはビビりつつも酒をガブ飲みする。こわいからね。

 

 

そして食後、部屋に戻り何気なくベランダに出ようとすると

ベランダは一部屋ごとにくっ付いてる80センチくらいの高さしかないタイプでバルコニーって言うのかな、隣のベランダとは離れてる。(窓の部分にしかベランダがついてない)

 

5階とかだったから地上までかなりの高さがあり子供でも隣の部屋のベランダに走り抜けられるワケがないことに気付く:(;゙゚'ω゚'):

 

そもそも部屋からベランダに出るには1メートルくらいの壁というか段差があり子供とか見えないよ(O_O)

 

一瞬で酔いも覚めて

oh・・・と固まっていると母もベランダを見て固まる。

 

どうしようもなく怖くなりこの日はふたりとも30秒のシャワーで済ませる。

 

 

 

翌日、他のご夫婦にベランダの造りを聞くもやはり隣の部屋に走り抜け不可と判明、朝からみんなで震える。

 

 

その夜は別の都市に宿泊で、夜になり雨が降ってきた。

 

母が先にお風呂を使いたいというのでビール飲みながらテレビを見ていたらなんか窓をコンコンと叩く音がする。

 

雨宿りしてる鳥がガラス叩いてる?

小石か雨が当たってる?  と考えるもコンコンは止まず。つか夜だしベランダに鳥なんかいないし(´・ω・`)

 

なんなんだよ、と思ってるとコンコンの場所がどんどん移動してきてコンコンのボリュームが少しづつおっきくなってる*1

 

ビビりながら母のいるバスルームへ行くもわたしを酔っ払い扱いして冷たくあしらう母。

しかし風呂上がりの母も割と大きめのボリュームのコンコンを聞いてしまいテレビのボリュームを上げて寝ることに。お隣さんゴメン。

 

なんか納得いかないことばっかりでローマが恐ろしくなったんですが、別にこわいものを見たワケではないから旅の疲れのせいにしていたのですけど、

 

 

 

何年か後で別の国の遺跡巡りをしていた時

現地でスルーガイドさん(日本の方)がついて説明してくれたんですが、なんか不思議な雰囲気のおねーさんで

歩きながら雑談してた時にローマでの出来事を話すと

 

『ここ変だなって思ったときはそれ以上深入りしないように守護霊(自分のご先祖様)が警告を出してくれてるんですよ〜そゆときは近寄っちゃダメですよ〜』

 

『そのホテルは昔に火事とか何か事故があって部屋番号を変えてあったんでしょうね、

あり得ないけれどでもなんでかその部屋に呼ばれちゃって

でもご先祖様がその部屋に泊まらせたくないから番号を消してくれたんですよ〜』

 

『特にローマは何千年も歴史があっておばけなんかどんくらいいたって不思議ぢゃないですよね〜(・ω・)  』

 

『コンコンも怖かったかもだけど部屋には入って来なかったでしょ?

ご先祖様が入って来れないようにしてくれてたんですよ〜』

 

とニコニコしながら話してくれました。

やっぱり鳥ぢゃなかったのかYO_:(´ཀ`」 ∠):!!!!! 

 

 

こわいマンガとかUFOとか所謂ムー的な世界は否定しないし好きなほうですけど、

なるほどそういう見解もあるのか、とちょっと感動しました。

なんだよウチのご先祖様スゲーぢゃん!!!!!

 

その話を聞いてから母もあまりわたしを酔っ払い扱いしなくなりましたよ٩( 'ω' )و

ローマ編ここまで。

 

*1: °ω°